
自然の中にいるとリラックスできる。心が落ち着いてくる。そんな経験はお持ちではないでしょうか?時間を忘れて自宅の花壇や畑を手入れをすることで、日々のストレスから解放されることを実感したことはないでしょうか?もちろん現実に戻れば、ストレスが襲ってくることもあるでしょう。しかし、自然と向き合い、植物と土とふれ合っているときは、きっと余計なことは考えていられないはず.
失敗した過去を振り返ったり、未来を不安に思ったり、苦手な人のことを思い出したり、それを考えるよりも目の前にある植物のことだけに集中していられるのではないでしょうか?
海外ではガーデニングセラピーといって、医師が患者にガーデニングを勧めることもあるそうです。植物に触れることで深刻な病気の症状を和らげ、病気の進行を遅らせる効果があるともいわれています。
でもそれは化学的にも立証されているそうなのです。どうやら土の中のバクテリアが、人間の脳に作用し、人間が幸せを感じるセロトニンを分泌させるとのことです。
土に触れる活動を好きな子はあまりいません。しかし、当学園で土に触れ、目の前のことに集中して取り組む体験で、子ども達が忍耐強くなるだけでなく、知らぬまに癒しを覚えるようになってもらいたいと願っています。自然の力、土のもつ力、地球の力。
